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目白の客さん (8tq18adx)2024/5/26 13:55 (No.1172926)削除
1991・4・14華燭の典、年来の宇宙への夢が叶われ科学技術庁参与に。常に革新を求めて「音楽講談」
2000・10・30「禍福は糾える縄の如し」北陸能登で師匠の訃報を。「女流創作講談」生みの親中興の祖
「芸人はお金を出して会をやるものではない・・・」は貴重なご助言で、往年の山陽師匠の高座を偲びました。
陽司紅葉両師匠の逝去に衝撃、特に紅葉さんとは同い年。同郷の芸者歌手「市丸伝」の講談が記憶に遺ります。

「青雲の志」を抱き単身上京、作家五木寛之「青春の門」ヒーロー伊吹信介を彷彿とさせる紅さんの青春彷徨
「女のくせに」に一念発起、培われた心情溢れる「講談愛」交友人脈に支えられて築かれた卓抜な話芸に拍手。
今後とも紅流女講談師、己の信ずる途を歩まれ、松林伯知師に続く新真打誕生を祈るや切であります。<了>
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目白の客さん (8tq18adx)2024/5/26 13:33 (No.1172909)削除
<書評> 紅流 女講談師として生きて

◆ 青雲の志は、永遠に

  男尊女卑の父君、子供らに慈愛の母堂の下、三兄弟の真ん中で板挟みの幼少期、父君の「女のくせに」に猛反発
  弱きをを助け強きを挫く反骨精神で演劇を志し早稲田で「劇研の過激派」の異名を。世は「連合赤軍事件で騒然。
  青春を謳歌した後、師杉村春子の門を叩く。研修科進級経緯の中で己の葛藤と蹉跌を乗り越えて番衆プロへ移籍。
  一路演劇俳優の道を邁進するも新たな運命が。読みどころ各章での張扇の音色が響き渡りさすが講談師面目躍如。

  名言「指す 舞う 語る」の師匠が常に懐に抱かれていた「女流創作講談」の先陣を切られて講談の革新に挑戦、
  そして格好の幻想文学者泉鏡花との出会いを経て前座入門、以降エピソードは先般の「ラジオ深夜便」に詳しい。
  角界に相通ずる理不尽なヒエラルキー世界、泥酔兄弟子の横暴、談志家元との交情と厚情、テレビ失敗談の暴露、
  苦境を脱されて幼少期の「女のくせに」への反発が情感細やかにユーモアを交えて綴られる筆致は心に響きます。

  個人的ですがここからリアルタイムでの評文交じり。、紅講談に親炙したのは真打昇進以降。お会いできたのは
  菊千代・かるた両師匠真打披露ホテルオークラ会場、その後足繁く新本牧亭へ。銀座十字屋「ウーマンテイナー」
  懐かしい顔ぶれが蘇る。「女衒」に関連、日刊スポーツ映画大賞選考委員会、品田雄吉氏と紅さんの選択に関心が。
  時実新子氏、以前から理系女を装う紅さん実は文学少女の才質も豊か、一代の川柳作家との交流に絆を感じます。

                                                 (続く)
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さん (92g8gtes)2024/4/24 16:55 (No.1145825)削除
紫酔さま
髑髏尼他の歌舞伎DVDを送っていただきありがとうございます。
いつもお気遣いいただきすみません。
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目白の客さん (8tq18adx)2024/2/8 06:28 (No.1067922)削除
訂正です
      高田考胤 ➡ 高田好胤
       失礼いたしました。
さん (92g8gtes)2024/3/17 03:22削除
目白の客さま
なかなかこちらをのぞかず、すいませんでした。
これだけの名感想を、是非深夜便ミッドナイトトークにお寄せくださいませ。
いつも感想はがきを、芳野アナが読んでくださるので、是非とも投稿よろしくお願いいたします。
次は、4月3日夜11時~です。
目白の客さん (8tq18adx)2024/3/25 22:36削除
本日、芳野潔様に感想ハガキを投稿いたしました。4・3当日お読みくだされば幸甚です。
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目白の客さん (8tq18adx)2024/3/19 21:43 (No.1112182)削除
紅さんへ 「深夜便」をお聴きしながら紅さんと同時代を生きてきた「あの頃」を想起いたします。
     4・3もまた至福の2時間、傾聴させていただきたく。是非「時代」をお語りください。
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さん (92g8gtes)2024/3/17 03:12 (No.1109553)削除
紫酔さま
歌舞伎のDVDを送っていただき、ありがとうございます。
22年の講談馴染みのものもあり、有難いです。いつもすみません。
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目白の客さん (8tq18adx)2024/2/8 06:14 (No.1067913)削除
2・7ー8 ラジオ深夜便 雑駁な感想を記させて頂きますことをお許しください。

<私の好きな言葉>「潔し」トーク冒頭能登に涙と。北陸金澤を舞台に泉鏡花の名作「瀧の白糸」の紅さんの名調子が
記憶に遺る。女水芸人と検察官の悲恋物語、水島友と村越欣弥それぞれが「潔い」自死を選んだ結末があまりに悲しい。

<若者たち>リアルタイムで視ていたころが懐かしく、兄弟のすさまじい言い争いが迫力をもって画面に伝わってきた。
その後映画にもなつて人気が俄然沸騰し、また出演者も個性派ぞろい、けれど田中邦衛も山本圭も両者鬼籍に入られた。

神田山陽師、「万芸一芸を生ず」「指す舞う語る」が座右の銘、師は書籍取次店「大阪屋」の御曹司、文藝に造詣深し。
その教えが脈々と紅講談に繋がってゆく。ご子息は出版社(光文社)の編集者、印刷屋の私と少なからず接点があつた。

その他、高田考胤立川談志武田鉄矢中村天風等、紅さんと由縁の人たちとのエピソードが生き生きと伝わってきました。
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目白の客さん (8tq18adx)2023/12/7 06:09 (No.999021)削除
<後半> ブラジルサンパウロでの「雨の慕情」いいお話でした。小野栄一さん貴重なボードビリアン思い出しますね。
講談師にとっての年末年始の楽屋話、ユーモアを交えてそのデティールまで語られて。「冬は義士、夏はお化け」から
「忠臣蔵」へ。もうその季節になりましたね。以前に紅さんとその仲間たちに同行し、本所松坂町から高輪泉岳寺まで
歩いたことがありました。覚えておられるでしょうか。今ではもう無理ですが当時は皆さま溌溂としておられましたね。
今年の一字は「越」と申されましたが鋭いご指摘です。明年4月に自伝を刊行されるとのこと。一番で予約いたします。
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目白の客さん (8tq18adx)2023/12/7 05:46 (No.998998)削除
師走の深夜、懐旧あらためて愉しく拝聴させていただきました。
<前半> 冒頭「論語」のさわりから学校寄席、そして楠トシエですがその当時は、「お笑い三人組」が思い出に。
小学年時NHKで観てましたね。小金馬、猫八、貞鳳の人気者が文字通り三人組でお笑いを。そして1964年あの
東京五輪の年「赤穂浪士」でのキャスト、長谷川一夫(大石)瀧澤修(吉良)尾上梅幸(浅野)林与一(堀田隼人)
宇野重吉(蜘蛛の陣十郎)岸田今日子(あぐり)舟木一夫(矢頭右衛門七)。そして明年は高場乱の生涯を同郷で。
「玄洋社」の母、頭山満以下来島恒吾中野正剛広田弘毅緒方竹虎等々紅さんの母校、修猷館人脈が綺羅星の如くに。
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目白の客さん (8tq18adx)2023/10/5 05:44 (No.926393)削除
深夜便(後半)白眉と言っては失礼ですが、神田紅葉さん七回忌なのですね。私同い年で当初は心配でしたが
見事に遅咲きの開花それも大輪で。よく「紅葉饅頭」を差し入れました。その節はご丁寧な葉書を頂きました。
その字面は凛然として達筆。演題は紅師ゆずりの「松井須磨子」と共に同郷長野松本出身の芸者歌手「市丸」
「天龍下れば」で一世を風靡した一代を渾身に読み上げた姿が偲ばれます。真夏、落合斎場での別れが今でも。
最後に今回の紅さんトーク、エンディング曲では布施明よりお好きだったにしきのあきらでもよかったのでは。
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